- 2020.07.17
- お知らせ
今年の「夏期伝道実習」についてのご報告
本学では毎年、夏期休業中の4週間(5回の主日)にわたって、夏期伝道実習を行っています。学部4年生と大学院1年生が原則としては全員参加します。全国の諸教会が夏期伝生を受け入れてくださり、説教奉仕をはじめとするさまざまな奉仕の機会を備えて、将来の伝道者たちを育て、訓練してくださいます。
今年度はコロナ禍の中で新年度を迎えましたが、なんとかして夏期伝道を行いたいと願い、準備をしてきました。教会側でもウイルスの感染防止のご苦労がある中で、それでも夏期伝生を迎えるべく、丁寧なご準備をしてくださっていました。
しかし、首都圏での感染が収束に向かうどころか拡大し続けており、東京都の警戒レベルは最高に引き上げられるに至りました。夏期伝道は不要不急であるとは決して思いませんが、都外に出かけていくことについては、よく考えなければならない状況です。そこで、学内で協議し、以下のことを決めました。
- 派遣先が都及び首都圏(神奈川、埼玉)の教会である場合には、予定どおりに実施する。
- 上記以外の地域への派遣は取りやめとし、出席教会等での奉仕に切り替える。
- その際の奉仕内容ややり方については、別途、調整・伝達する。
夏期伝道そのものを取りやめとするわけにはいきませんので、首都圏の外に派遣されるはずだった夏期伝生については、これから改めて実習の計画を作り直します。予定していた夏期伝道の実習期間中に今から奉仕をさせていただくことには無理がありますから、時期については柔軟に考えつつ、奉仕と訓練の場を整えていきたいと考えています。
教会実習委員会 小泉 健