- 2024.11.07
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学長室から――全学修養会(3)
11月5~6日、一泊二日の全学修養会が東京・八王子の大学セミナーハウスで行なわれました。既に書いてきましたように、今年度の全学修養会は、礼拝と祈りということを主題にしています。この主題をめぐり、これもまた既にお伝えしたように二回の基調講演が行なわれ、修養会当日を迎えました。講師には平野克己先生(代田教会牧師)をお迎えすることができました
平野先生の二回の講演を中心に、分団の時間や、神学生たちの証しを聞き、賛美を共にする時間を持ちました。説教、そして、祈りについて、私たちの陥りがちな問題に気づかされ、課題を示されました。参加者がそれぞれに、とても多くのものを持ち帰れたのではないかと思います。
私が特に先生のお話から考えさせられたのは、私たちの祈りのあり方が狭過ぎるものになっていないかということ、そして、それが、私たちがイエス・キリストの大きさと豊かさ、その恵みの絶大さを見失っていることにつながっているのではないかということでした。恵みの大きさ・深さの前に畏れを抱きつつ、希望をもって歩んでいきたいと深く思わされました。(神代)