- 2024.12.11
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学長室から――講演会とオープンキャンパス
一週遅れの報告となりましたが、3日には、学内に設けられている日本伝道研究所の主催による公開講演会が開かれました。今年は「日本における伝道の根本課題――戦時下の『日本的キリスト教』を読んで考えたこと」と題して、東京基督教大学特任教授の山口陽一先生に講演していただきました。
日本のキリスト者が抱える「マイノリティ・コンプレックス」の克服を目指して、その具体的な現われであったアジア太平洋戦争下の「日本的キリスト教」の問題を明らかにし、信仰の徹底、つまり、心に信じるだけでなく、あり方・生き方を通じても信仰を表し、信仰を貫く姿勢が重要であるということを教えてくださいました。(この講演は『伝道と神学』誌に、要旨は学報に掲載の予定です。)
7日にはオープンキャンパスが行なわれました。外部から20名近い参加者がありました。今年は授業体験から始まり、チャペルで礼拝を共にお捧げし、さらにキャンパスツアーが行なわれました。希望者には、さらにその後、入試相談の時間が設けられました。オープンキャンパスは、受験とは関係なしに、キャンパスを訪れていただける機会でもあります。来年も同時期に開催される予定ですので、是非お越しいただければと思います。(神代)